学園は一足先に、桜が開花している。
親の経済力の違いで、通学手段が異なる。
ぴょんぴょんしながら通うのは私くらいだろうか。
「ぜったい金持ちになってやる!」と友人の車を見て思った。
!!!
な、なあんと~~!
私にも開花情報が!!
こ、この子が彼女になってくれるのか~~。
今日から私は生まれ変わります!
よし、勉強をしてエメットに頼られる男になるぞ~~。
なっ!!!
なんだこれは・・・。
・・・。
リ、リソルきゅ~~ん・・・。
傷心の私を、慰めてくれる友人が現れた。
「手紙をもらえただけ、僕よりマシ。」と彼は言った。
外見がそっくりで、気も合った。
元気がでてきた!