しにがみきぞく。最近ではバトエンで人気のあったモンスターである。
タキシードを着ていることから男性の亡霊なのであろう。タキシードとは男性用の礼服で、夜の宴に着用するものである。
賢者の隠れ家とボロヌスの穴は夜間と同じ扱いで、1日中会うことができる。
風車の丘と自然遺産保護区では、日が落ちたあと会うことができる。今回の調査では、自然遺産保護区で日没後すぐに出現することを確認した。深夜から出現するタイプではないようだ。
かなり薄いが沸く瞬間を捉えた画像である。
沸くポイントが複数あり、8台のカメラがあれば近くで沸く瞬間を捉えることができる。我々取材班の隣で沸く瞬間があったが、そこにはカメラがなかった。
薄い状態で出現しはじめ、徐々に濃くなるのである。
赤いルートをしにがみきぞくは往復しつづける。
エンカウト後、戦闘をやめると元の進行方向へ走り始める。
赤いルート上には1体のみが出現する。黄色は出現ポイントであるが、この他にも存在する。倒すと複数の出現ポイントの中から1分後にランダムで出現する。
倒した場所の付近で沸くというわけでもない。
次の写真は、しにがみきぞくの往復の瞬間である。
自然遺産保護区は、1本道であったがボロヌスの穴は複雑である。なんと、4パターンのルートが存在するのだ。
4パターンのルートがあるが、このマップに存在するのは1体のみである。倒すと1分後にいずれかの出現ポイントから沸くことになる。
倒さずに戦闘を終了した場合には、引き続き元の進行方向へ進むが、ルートが変わるきっかけとなる。倒した場合の出現ポイントは無数にあり、今回の調査では明らかにすることができなかった。基本的には、ルートのエンド付近にあると思われる。
エンカウントせずに放置した場合、同一のルートを4往復することを確認した。それ以上の調査は今回はしていない。105レベルでも襲ってくるかげのきし。飛行タイプのナイトキャット。逃げることを知らないヘルゴーストとボロヌスの穴での調査は困難を極めた。
我々取材班は動き回るしにがみきぞくを追い続け、画面酔いしてしまった。とんだ夜宴である。